めまい・耳鳴り

めまいと耳鳴り

めまいと耳鳴り 耳は音を聴く機能だけでなく、平衡感覚を保つ役割も担っており、その中心となって働いているのが内耳です。めまいや耳鳴りは内耳の異常を原因として発生しているケースが多く、同時に起こることもしばしばあります。
めまいや耳鳴りは日常生活に支障をもたらすだけでなく、危険な状況を招くリスクも上昇させます。また早期の治療が治癒確率を上げる疾患の可能性もありますので、できるだけ早く耳鼻咽喉科を受診しましょう。

当院院長はめまい相談医です

当院院長はめまい相談医の認定を受けております。この資格を所有しているドクターは埼玉県内でもわずかです。 当院では多角的にめまいを精査いたします。耳のレントゲン、重心動揺計、心理テスト等も行えます。メニエール病の有酸素運動治療も指導いたします。 めまいでお困りの方はご相談ください。 脳梗塞などの中枢性障害によるめまいが疑わしい場合はすぐそばにある(道を挟んですぐです)埼玉成恵会病院で頭部MRI、頭部CTなどをお願いしています。 また原因のはっきりしないめまいなどに対して漢方治療も行っております(当方漢方認定医を取得しております。)ぜひ、ご相談ください。めまいでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

音を「聴く」メカニズム

音は空気の振動により伝わってきます。私たちが音を聴くためには、複雑な経路をたどる必要があります。最後、音が耳に入って鼓膜に当たり、その振動が空気で満たされた中耳腔の耳小骨に伝わり、増幅されて内耳の蝸牛(かぎゅう)に伝わります。蝸牛は空気の振動をリンパ液の振動に変換して、その液体の揺れを底に配置された毛状の感覚細胞が受け、電気信号に変換して送り出し、脳幹を通じて大脳の聴覚感覚野に届き、そこで音を認識します。

「平衡感覚を保つ」メカニズム

3次元の空間を感知して平衡感覚を保つために重要な役割を果たしているのが、内耳にある三半規管と耳石器です。
三半規管はチューブ状で中はリンパ液で満たされており、整然と配列された毛状の感覚細胞がリンパ液の流れを電気信号に変換して脳に届けています。「外側半規管」「前半規管」「後半規管」という3本ある三半規管は、それぞれ水平方向と垂直方向の回転を感知できるよう違う角度に配置されており、その絶妙なバランス配置によって3次元空間を認識しています。
耳石器は、左右方向、上下方向、前後方向の直線加速度を感知して、頭の傾きや重力、遠心力などの感覚を脳に伝えています。

めまいの原因と症状

内耳、視覚、筋肉や皮膚からの深部知覚などのセンサーが感知した情報を脳が集めて体のバランスをとっているため、センサーや脳の異常があるとめまいが現れることがあります。
めまいの原因がセンサーの異常にある場合には、症状により原因がある程度わかります。内耳が関係するめまいでは、グルグル回転するような強いめまいが現れます。視覚や深部知覚に異常がある場合には、フワフワしためまいで、姿勢が安定しないといった科瑠璃症状が現れることもあります。

内耳の異常で生じるめまい

内耳に起こる病気の中には、進行すると治りにくくなるものがあります。めまいに難聴が併発する場合がありますが、難聴は聞こえが徐々に悪くなることが多く、かなり進行するまで気付かない場合もあります。たちくらみだからと軽く考えず、めまいや難聴の症状が少しでもあるようでしたら、できるだけ早く受診しましょう。

良性発作性頭位めまい症

耳に原因があるめまいの中では、最も患者さまが多い病気です。寝返りや、急に頭を動かすといったきっかけによって起こります。めまいの症状としては、回転性、不安定感、浮動性めまい、たちくらみなどがあります。
三半規管の中にある耳石が感覚器を刺激することが原因とされており、生活指導や薬物治療による治療を行います。

メニエール病

内リンパ水腫という内耳のむくみによって起こっており、ストレスや過労、睡眠不足、季節的な気候の変化などが発症のきっかけとなるとされています。
回転性のめまいと耳鳴りや難聴といった症状が現れます。薬物療法による治療に加え、ストレスや過労を避けるなど日常生活改善も重要です。

前庭神経炎

電気信号を脳に歌える前庭神経がウイルス感染して起こるめまいだとされています。激しいめまい発作が特徴であり、難聴や聞こえが悪くなることはありません。激しい症状があれば点滴療法や薬物治療を行って経過観察しますが、それでも改善しない場合には入院が必要です。

脳が原因のめまい

脳に原因があるめまいが、まれに存在します。めまいだけでなく、手足のしびれ、頭痛、ろれつが回らない、失神などの症状もあるようでしたら、脳に原因があると考えられ、脳梗塞・脳出血、脳腫瘍などの脳血管障害が疑われます。また、首から脳につながる椎骨脳低動脈の循環障害である椎骨脳低動脈循環不全や、耳から情報を伝える神経に腫瘍が発生する聴神経腫瘍であることも考えられます。こうした症状がある場合には、すみやかに脳神経科などを受診してください。

耳鳴り・難聴が起こる理由

耳鳴り・難聴が起こる理由 耳鳴りや難聴は、音が入ってきて脳に伝わるまでのどこかに障害があって起こっています。回復が困難な内耳の病気が原因である可能性もありまので、めまいや聞こえの問題が起こったら、すみやかに専門医を受診し、適した治療をできるだけ早く受けるようにしましょう。

外耳が原因となって起こる耳鳴り・難聴

外耳に入り込んだ異物や耳垢によって起こっているケースがあります。

中耳が原因となって起こる耳鳴り・難聴

中耳炎では、難聴や聞こえにくさの症状が現れる場合があります。耳管の狭窄や閉塞、あるいは開きっぱなしになって聞こえにくさや耳が詰まるように感じることがあります。また、上咽頭という喉の最上部が炎症を起こすと耳管の出口が塞がれ、それによって聞こえにくさや耳の詰まった感じが起こることがあり、その際に痛みのない中耳炎を併発するケースもあります。

内耳が原因となって起こる耳鳴り・難聴

内耳には、蝸牛など小さな感覚器官がたくさん集まった場所があり、そこに問題が起こって耳鳴りや難聴といった症状が現れることがあります。内耳に原因がある場合、耳鳴りで受診されるケースが多いのですが、気付かないだけで難聴や聞こえにくさの症状も起きています。
代表的な疾患には、メニエール病、老人性難聴、突発性難聴、外リンパ瘻があります。このうち、突発性難聴と外リンパ瘻は、回復が困難なケースが珍しくないため注意が必要です。

TRT療法

TRT(Tinnitus Retraining Therapy)とは、耳鳴り順応療法と言われている治療法です。主な内容は、医師のカウンセリングと、サウンドジェネレーターという器具や補聴器などを使用した音響療法です。長時間耳鳴り以外のノイズを聞かせることで、次第に脳は耳鳴りの音を意識しないようになり、耳鳴りの音を緩和されていきます。治療期間は個人差があり、大体1~2年程度かかりますが、最終的には器具を付けていない状態でも、耳鳴りが気にならなくなることもあります。他院で治療が難しいと言われた方も、お気軽に当院にご相談ください。

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